会堂建築日誌

日本基督教団都城城南教会(宮崎県)の牧師館・集会室建築、会堂増改築工事の進捗状況の記録です。

2/10(水)解体六日目

西側(市役所側)石垣部分の外構工事①

今日は、市役所に面した西側部分の掘削作業が行われました。日々刻々と大胆に変化してゆく様に、道行く市職員の方々や市民の皆さんも珍しそうに眺めていらっしゃいました。

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植木植栽がすべて取り払われ、石垣と盛り土の部分が大胆に削り取られました。これで道路とフラットな状態となりました。まだ階段部分などの解体掘削が残っています。まもなく天気が崩れるようで、作業は来週にまで持ち越されるかもしれない、とのことでした。

 

また、再利用をもくろんでいた古い「石垣」ですが、詳しく状態を確認したところ、やはり劣化が激しく再利用には耐えないだろうとの現場判断がなされました。こればかりは仕方ありません。「見えるものは過ぎ去ります」と聖書にあるとおり。これからも臨機応変に対応してゆきます。

 

着工が待ち遠しい思い

牧師館がなくなり、植栽の緑がなくなり、石垣もなくなって、傷んだ外壁をさらしながら寒風にさらされる会堂を眺めていたら、さすがに可哀そうな思いになってきました。けれども、そういえば今はちょうど木々も葉を落としている季節。春に備えているのです。今は枯れ木のようにさえ見える教会の境内も、ちょうど桜が咲き始めるころには、新しい装いの兆しが見えてきていることでしょう。きっと教会員一同も、春を待つ思いで着工を待ちわびていることと思います。