会堂建築日誌

日本基督教団都城城南教会(宮崎県)の牧師館・集会室建築、会堂増改築工事の進捗状況の記録です。

2/15(月)文化財保護法に基づく調査

由緒ある地域ゆえ

f:id:johnan1887:20160215213829j:plain

都城市は古い歴史ある町ですが、私たちの教会のある「姫城町」近辺はとくに由緒ある土地柄のようです。教会の敷地内が「周知の埋蔵文化財包蔵地」に含まれていたため、土地の改変を伴う工事を進めるためには文化財保護法に基づく試掘調査を実施する必要があります。市の文化財課の方によれば、当教会のあたりには、江戸時代、島津家関連の建物があったとのことでした。

 

当教会の場合は、2メートル四方の穴を二か所掘り、その後、かつて柱を建てるために掘られた穴などがないかを調査するとのこと。

 

f:id:johnan1887:20160216203955j:plain

f:id:johnan1887:20160215221916j:plain

結果は、工事のスケジュールに影響の出るような発見物は何もなかったとのことです。後日市当局より報告書があがってくるとのことでした。冷たい風の吹く中、お疲れさまでした。

今度は水曜日午後に「地盤調査」が行われる予定となっています。丁寧に、着実に、着工準備を進めてくださっている印象を受けます。感謝です。