会堂建築日誌

日本基督教団都城城南教会(宮崎県)の牧師館・集会室建築、会堂増改築工事の進捗状況の記録です。

3/3(木)基礎工事が始まりました

いよいよ基礎工事

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起工式から少し間があきましたが、いよいよ基礎工事がはじまりました。地面を少し掘り下げ、ローラーで押し固め、そして砕石を敷きつめて(←素人の表現ですが。)5日(土)現在はこの段階です。週明け以降、さらに工程が進んでいきます。

 

あれこれと決めることがたくさん

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現場での工事と同時進行で、机上の打ち合わせもペースが上がっていきます。さしあたり、集会室・牧師館の窓サッシなど早期に決定しておくべきものを選定しました。今後は週に一回現場で定例会議を継続し、工程確認や各所の詳細を煮詰めていくことになります。小さなことから大きなことまで、決めること、選ぶことが数えきれないほどあります。決断すること、選ぶことはとても気力がいることなのですね。祈りつつ、神様にゆだねつつ、リズミカルに決定していきたいところです。もちろん、慎重になるべきところは慎重にー。パートナーである下森建装さんと、文字通り二人三脚です。感謝。

 

こぼれ話

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先日、文化財保護法に基づく試掘調査があり、工事の工程に影響はないとの結果でした。けれどもその報告書によると、「遺跡はありませんでした」というわけではないようです。「遺跡がある可能性が高いことがわかりました」とのことらしいです。それゆえに、宮崎県教育長の指示を順守して工事してください、とのことでした。教会の境内地の西側には現在市庁舎がありますが、その市庁舎の一帯は、その向こうの国道や小学校の敷地まで含め、かつて島津家の屋敷があったのだそうです。そし今の教会の敷地は、ちょうどそのお屋敷の御門の目の前にあたり、位の高い侍の屋敷があったのだそうです。興味深い話です。少し調べてみると面白いかもしれないと思いました。

 

今後の予定

今のところ、今月24日ころに棟上げとなる見込みです。基礎工事が終わると、あれよあれよという間に形が見えてくるということになりそうです。病床や施設に入所しておられる教会員を訪ねるたびに、牧師館はどうですか、早く見たい、車椅子で、いや誰かにおんぶしてもらってでも行きたい、と言われます。朝、目が覚めたら一番に祈っています、とも。全国からのご支援やエールも続いています。数えきれない人々の思いをのせて、工事は進んでいきます。