会堂建築日誌

日本基督教団都城城南教会(宮崎県)の牧師館・集会室建築、会堂増改築工事の進捗状況の記録です。

3/17(木)基礎工事は次の段階へ

基礎の立ち上がりが見えてきました

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ベース部分に続き、今度は立ち上がり部分に型枠が設置され、そこにコンクリートが流し込まれています。明日明後日は少し天気が下り坂のようですが、まもなく型枠が外される見込みです。基礎の周囲に「換気口」となるような開口部がどこにも見当たらず、聞いてみると、「基礎パッキン」と呼ばれる部品を基礎と土台の間に挟み込み、建物の周囲全体で換気する工法を採用しているとのことでした。そんな工法があるなど、知りませんでした。旧牧師館は床下からの湿気が致命的でしたが、今度は大丈夫。

※基礎パッキンとは

基礎パッキンとは、基礎と土台の間にはさみ込むゴム製の部品のこと。基礎に換気口を設ける従来の方法の代わりに用いられ、土台から基礎を分離させるので土台からの湿気を基礎へ浸透するのを防ぎ、建物の耐久性を向上させる効果がある。建物の周囲にわたって通気孔ができることになり、全体的に風が通るので、従来のように換気口を設ける場合に比べ、通気量が換気口多くなるといわれている。(Yahoo!辞書より)

参考イメージ

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第3回定例会議が行われました

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本日は週に一度の定例会議を行いました。下森建装の担当者さんたちが外壁材のサンプルや分厚いカタログをいくつもかかえて教会に来てくださいました。前回までの懸案事項を確認し、また今回あたらに提示した懸案事項を検討し、、、。次第に項目が増えていきますが、ひとつひとつ、粘り強く解決していきます。

イメージを伝え、候補を挙げ、サンプルをとり、見積もりをとり、納期と工期とにらめっこしながら、最善のものを選べるように。建築家さんの仕事は、まさに「ことば」を「かたち」にしていく行為だと感じます。毎度毎度、頭が下がる思いです。感謝。

今日は礼拝堂内の湿気・換気対策などについても意見交換しました。明日の教会のために、私たちも心と力を尽くして走りぬきたいと思います。どうかお祈りください。