会堂建築日誌

日本基督教団都城城南教会(宮崎県)の牧師館・集会室建築、会堂増改築工事の進捗状況の記録です。

7/11(月)礼拝堂改築本格化

先週末より、豪雨の中でしたが礼拝堂部分の改築工事が本格化しました。

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かつての礼拝堂「講壇」部分です。改築後は、この部分が礼拝堂「入口」になります。ただしかつての講壇の意匠を活かして改築しますので、改築後の礼拝堂入口扉まわりは旧くからの教会員にとっては嬉しいつくりにになると思います。

 

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これはかつての会堂玄関、礼拝堂入口にあたる部分です。改築後は、この部分が「講壇」に生まれ変わります。漆喰を解体すると細かい粉塵が出ます。この日は豪雨でしたので換気もままならず大変でした。手前は下森建装チーム。設計と工務が作戦会議。

 

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だいぶ解体されました。

 

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講壇頭上になる部分です。講壇前方には以前のように下がり壁を設けますが、一部は吹き抜けになります。

 

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現在同時に改築中の新玄関ロビーから礼拝堂新講壇を眺めるとこのような感じです。礼拝堂を中心に、左手に収納、お手洗い、多目的トイレ。右に談話室と牧師室。手前はゆったりとした玄関ロビー。大変機能的なつくりに生まれ変わります。

 

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今朝は雨降りの中、早くから会堂周囲に業者さんの車両が集結。会堂外では、会堂まわりに足場を組む作業。いよいよ外装工事にはいる準備です。会堂内部では解体作業、改築作業が継続。大工さんはじめ多くの職人さんが作業しておられました。

 

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礼拝堂下の地面には、湿気対策で防湿フィルムを敷きこみます。さらに礼拝堂床下には、断熱材を入れます。夏の湿気と冬の寒さ、どちらも足元からのものでしたので、防湿フィルムと断熱材でこれらが改善するものと期待しています。写真では分かりづらいですが、上の写真の奥の奥のほうに、もぐりこんで作業しておられる職人さんがいらっしゃいます。

 

梅雨明け近し

どんよりとした空模様の写真ばかりでしたので、最後に、「このまま梅雨が明けるのか!?」と思わされた先週はじめの写真を一枚。これぞ夏の宮崎。抜けるような青空。炎天下作業してくださった左官職人さん、長そで長ズボンで焼けた屋根瓦の上にのぼって作業してくださった電気屋さん、ありがとうございました!

 

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