8/14(日)入堂式・会堂改築感謝礼拝
8/14(日)この日はみな、いつもより早く教会に集まりました。
いよいよ、驚くべき改築がなされた「古くて新しい」礼拝堂において、
最初の礼拝をささげる日を迎えたからです。
礼拝前に「入堂式」を行いました。
詩編126編のみ言葉に耳を澄ませ、感謝の祈祷。
そして、この日のために新しく覚えた讃美歌、
讃美歌21の42-1をうたいながら、礼拝堂に足を踏み入れました。
牧師は、重い大きな講壇用聖書を抱えて会衆を先導しました。
そして詩編63編を交読し、
エフェソ3:20のみ言葉によって祝福の祈りがささげられました。
「わたしたちの内に働く神の御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのおできになる方に、教会により、また、キリスト・イエスによって、栄光が世々限りなくありますように。アーメン。」
本当に、アーメン、アーメンです。
改築された礼拝堂
簡素で潔い礼拝堂だと感じます。もとからこうであったかのように、不思議なほどなじんでいます。講壇部分だけわずかに壁の色が違って見えるのは、講壇上の吹き抜け上部に取り付けられている丸窓から漏れるやわらかな光が注がれているからです。
礼拝堂入り口扉
ガラス部分には少し目隠し加工を施す予定です。
談話室
応接室、母子室、面談室、控え室など、マルチな機能を託されたスペースです。小さな窓から礼拝堂の様子を確認できます。礼拝音声用のピーカーも設置されています。
ラウンジスペース、おもちゃスペース
明るく気持ちのいいスペースをラウンジ、おもちゃスペースにしました。
礼拝後に家族のお迎えを待つご高齢の方や、礼拝中、どうしても小さなお子様がぐずってしまったりした場合などに重宝されるのではないかと思います。
ロビー
ゆったりしています。奥に見えるのが玄関です。
神の御業は時に適って
実はこの14日の礼拝後、この礼拝堂で教会員の葬儀を執り行いました。
この会堂建築のために誰よりも祈り、病弱な、小さな体を抱えながら、
最後の最後まで信仰の戦いをなさった方でした。
会堂建築工事が大方終わり、大工さんたちがお盆休みに入り、
明日はいよいよ最初の礼拝という13日朝。
この方は、静かに息を引き取りました。
「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり、この僕を安らかに去らせてくださいます。」とのみ言葉が聞こえてくるようでした。
そして来週21日(日)の礼拝では、高校生の青年の洗礼式があります。
主なる神の、時に適って美しい御業がこれからもこの会堂に満ち溢れますように。